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14話 彼の欲望と、触れる胸の感触

Author: みみっく
last update Last Updated: 2025-09-06 07:07:56

 そんなことを思いながら、俺はヒナタの唇を軽く指でつまみ、その柔らかさを確かめるように触った。指で唇をなでていると、小さく桃色の舌がちょこんと出てきて、唇と俺の指を舐めた。

 俺の指に舌が触れると、ヒナタはビクッと身体を震わせ、恥ずかしそうに俺を見つめた後、すぐに視線を逸らした。

 それでもヒナタは嫌がる素振りを見せるどころか、徐々に俺に寄りかかってきていた。

 ……これ、我慢の限界なんですけど……。俺の理性の箍が、今にも外れそうだった。

 俺は、ヒナタの細い腰に腕を回し、彼女の頬に俺の唇を軽く押し当てた。

「……んっ」

 ヒナタの口から、小さな甘い吐息が漏れたのが聞こえてきた。その吐息は、俺の鼓膜を震わせ、さらに俺の欲望を駆り立てるのだった。

 気づけば、俺とヒナタは唇を重ね、夢中でキスを交わし合っていた。ヒナタは、恥じらいからか、震える手で俺の首に腕を回し、まるで溺れるように俺にしがみついている。

 ちゅ、ちゅ、と、濡れた唇が擦れ合う音が、静かな階段の踊り場に響き渡る。ヒナタの吐息は甘く、熱く、そして何度も何度も、俺の唇を貪るように吸い上げてくる。俺もそれに答えるように、深く、そして激しくヒナタの唇を求めた。

「んぅ……ふ、ふぅ……」

 ヒナタの口から、甘く蕩けた吐息が漏れ出す。その吐息は、俺の耳に甘く響き、さらに俺を狂わせる。俺は、ヒナタの柔らかな唇を優しく吸い上げ、彼女の舌を甘く吸い上げた。

 「んっ……んんぅ……」

 ヒナタは、もう恥ずかしさを忘れてしまったかのように、俺のキスを受け止める。その瞳は、快楽に蕩け、潤んでいる。俺は、そんなヒナタの姿に、胸の鼓動が速くなるのを感じた。

 ここは学校だ。いつ誰が来るか分からない。その背徳感が、俺たちの興奮をさらに煽る。もっと、もっと、と、お互いを求め合うように、俺たちは熱くキスを交わし続けた。

 気づけば、お互いに求め合い、普段のヒナタからは想像もできない体勢になっていた。ヒナタは、いつの間にか俺の膝の上に向かい合わせで座り、熱い吐息を混ぜ合わせながら夢中でキスをしていた。舌と舌が絡み合い、甘く蕩けるような感触が口いっぱいに広がる。

 体は密着し、ブレザー越しにもヒナタの柔らかな胸の感触が伝わってくる。その温かな熱が、制服の生地を通してダイレクトに俺の興奮を掻き立てる。密着した二人の身体からは、互いの体温がじわりと伝わり、それだけで意識せずとも身体が反応しているのがわかる。

「んっ……はぁ……んんっ、んっ」

 ヒナタは、苦しそうに、でもどこか甘えたように息を吐き出す。俺の首に回された腕は、力がこもっていて、離さないと言わんばかりだ。密着した下腹部からは、お互いの熱がじわりと伝わり、意識せずとも身体が反応しているのがわかる。

 ちゅ、ちゅ、と、深く吸い付くようなリップ音が生々しく響き、二人の間には甘い唾液の膜が何度も何度もできる。ヒナタの少し開いた唇からは、時折、堪えきれないような小さな喘ぎ声が漏れ聞こえてきた。

 俺は片腕でヒナタの細い腰をしっかりと抱き、体が落ちないように支えながら、もう片方の手をゆっくりと彼女のスカートの中へ滑り込ませた。ヒナタは、俺の指がスカートの中に侵入するのを感じ、ビクッと体を震わせる。その反応が、さらに俺の興奮を駆り立てた。

 するり、と。柔らかな太ももを撫でるように指先が滑り、ショーツの上から、ヒナタの柔らかな割れ目を指で優しく撫でた。

「んっ……ぁ……や、ぁ……」

 ヒナタは、甘い喘ぎを必死に押し殺しながら、俺の肩に顔をうずめた。口からは、言葉にならない、か細い吐息が漏れ出す。俺の指が割れ目をなぞるたびに、ヒナタの体が敏感に反応し、その腰が甘えるようにヒクヒクと動いた。

 じゅ、と、湿った音がショーツ越しに聞こえてくる。ヒナタの中が、すでに熱く濡れているのがわかる。その熱と湿り気が、さらに俺の指を滑りやすくさせた。

 ここは学校の階段だ。いつ誰かが通るかもしれない。その背徳感が、俺たち二人をさらに深く、甘美な快楽へと引きずり込んでいく。ヒナタは、俺の指の動きに合わせて、腰をわずかに浮かせ、もっと、と無言で求めてきた。

「……ゆ、ユイトくん……も、もっと……」

 ヒナタは、消え入りそうな声で囁いた。その声は、恥ずかしさと、抑えきれない欲望が入り混じっていて、俺の理性を完全に吹き飛ばすには十分だった。

 水気を帯びたヒナタの割れ目から、くちゅ、くちゅ……と静かな階段に鳴り響く。その音は、俺の興奮をさらに高ぶらせた。さすがに、ヒナタは抵抗すると思っていたが、彼女はそれを受け入れてくれるどころか、「もっと……」と熱っぽい声で求めてきた。

 その言葉を聞き、俺はヒナタの唇に再びキスをした。抱きしめながら、制服から息子をゆっくりと出した。熱気を帯びた唇をゆっくりと離すと、ヒナタの瞳は潤んでいて、俺をまっすぐに見つめている。

「ヒナタの……中に挿れたい」

 俺の言葉に、ヒナタは一瞬ためらうような顔を見せた。困ったような表情が浮かんだが、すぐに決心したように小さく頷いた。そして、再びキスをして、俺を求めてきた。

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